メリット@障害者手帳

現在私が利用している制度は

・医療費給付
病院
病院で支払う自己負担額の一部もしくは全部について給付が受けられます。

・補装具給付車いす
杖、車いす、補聴器などの補装具の給付が受けられます(給付額に上限があり、一割負担の必要があります)。この制度で電動車いすをつくりました。

・タクシー券の交付
絵文字名を入力してください
1年に1万円分くらいのタクシー券をもらえます。
タクシー会社が決まっています。

・市バス無料パスバス
市バスの無料パスをもらっています。私はノンステップバス以外は乗れませんが、バスを選ばなければ結構便利です。

・図書館の郵送貸出
本
以前にもご紹介しましたが、図書館に行かずに郵送で貸出しできます。

・自動車税の免除
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所有者が私なので免除されます。自動車の高級度によって免除の割合が違います。私の住む自治体では軽自動車は全額免除です。

経済的な支援が多いですが、現金をくれるわけではないのでお間違いなく。最も助かっているのは医療費給付です。レミケードの薬価は高かったので助かりました。他にも高速道路料金の割引や、公共交通機関の料金割引があります。

また、障害者年金制度というのがあり、条件があえば障害者年金が受けられます。障害の程度よりも生活の困り具合で受給が決まるそうです。私の場合は家族に扶養されていることもあり、受給していませんが、いずれは考えないといけないと思っています。

***
受けられる福祉サービスの詳しい内容は自治体によって違います。詳しくはお住まいの自治体に問い合わせてください。

つづく。。

手続き@障害者手帳

前項に引き続き手帳申請のお話です。

いつものごとくクヨクヨと考えましたが、取ると決めたら即行動。主治医に話しました。

「先生、実は前に仰っていた障害者手帳。取りたいと思います」

すると手続きを教えてくれました。手続きは大まかに以下の通り。


+++障害者手帳の申請手続き+++


1.市役所に障害者手帳用の診断書を取りに行く

《感想》
移動に困っているのにわざわざ取りに行くのが面倒でした。病院に置いてくれればいいのにと思いました。(郵送してくれるかもしれません)
代理の人でも良いと思いますが、面倒な手続きなどは自分で聞いておきたかったので私も行きました。

2.診断書を病院に持ってきて、手帳用の診断

《感想》
1時間以上かかりました。足だけでなく手にも少し不自由があったのでその分も見てくれたのだと思います。内容は医者の言うとおりに手足を曲げたり伸ばしたり握ったり力入れたりと多様で、車いすからのトランスも難儀する私には結構疲れる内容でした。
当の診断書を受け取るのは1週間くらいあとでした。

3.診断書を市役所に再び持って行く

提出するだけなので、母に持っていってもらいました。

4.手帳取得

《感想》
診断書を出してから1ヶ月くらいで手帳が交付されました。
確か『障害者手帳が交付されたので取りに来てください』という文書が届いて、それを持って市役所に行ったと思います。

受け取った手帳の等級は1種1級。
客観的に自分の有様を見れば当然なのでしょうが、少しがっかりしたのを覚えています。自分の中では2級くらいだと往生際の悪いことを思っていたのです。

また、手帳を受け取る際に制度のことをいろいろと教えてくれるという話でしたが、特に説明はなく、利用できる制度のリストをチラッと見せられ、内容もわからないまま
「どれにしますぅ?」
と即決を求められました。この日に全て決める必要はなく、後から申請することもできるので、とりあえずタクシー券だけいただいてその日は帰りました。勿論親切な人もいますが、間の悪い時のために気の弱い人は一人で行かない方がいいです。


なんにしても手帳は取得してしまいました。これから障害者人生の始まりです(大袈裟)。

つづく。。

きっかけ@障害者手帳

今回から数回に分けて障害者手帳について書きたいと思います。

私のケースが全てではありませんが、これから手帳の取得を考えている方に参考になれば幸いです。

詳しい手続きなどは自治体によって多少違うと思います。お住まいの役所に問い合わせてください。


+++障害者手帳取得のきっかけ+++


ズバリ。主治医に勧められたからです。
といってもすんなりと受け入れたわけではなく、最初に進められてから1年半くらい後に私の方からお願いして申請書を書いてもらいました。

遅くなった理由は自分が障害者だということを受け入れるのに時間がかかったからです。私にとっては手帳を取るということは、二度と歩けないことを意味していました。いわれたときは辛かったです。手帳など要らないことを証明するために無理なリハビリをしてエライ目にあったこともあります(若気の至り)ひゃっほぅ

また、手帳を受ける事で病院での医療の質が悪くなるのではないかと心配もしました。『どーせ治らないからこの程度でいいよねっ』→『施設に直行』という想像が膨らみました(実際は妄想に過ぎませんでした)。

それでも取得に踏み切った理由は、医療費です。レミケードを始めて1年くらいの時で、医療費が家計を圧迫していました。家族も手帳を取ることには慎重で、今のまま支払い続けても良いといってくれましたが、当時はレミケードは一生続くものと思っていたのでこのまま続けるわけにはいかないと思い、家族を説得しました。

既に車いす生活に入っていたので私の障害等級は1級か2級になるとのことでした。1.2級は重度障害者ということになり、医療費の給付が受けられます。

さらにこの頃の私にはもう一つの野望がありました。それは電動車いすの購入です。これは障害者の補装具給付制度から補償されます。詳しくは別項で述べる予定ですが、こんな事情で障害者手帳申請に踏み切りました。


つづく。。

しばらく留守にします

相変わらす蒸し蒸しした気候が続いていますが、皆さんお元気ですか?

突然ですが、しばらくの間、留守にします。
理由はオペをするからです。人工膝関節置換術。来週入院して4週間くらいで退院の予定ですが、どーなることやらshy

ここ数日、いろいろな方からコメントをいただき、やっとブログらしくなってきたところで残念なのですが、前から医師や家族と話し合っていたことでもあり、体調や環境がオペに良いタイミングなので身体のことを優先させていただきます。

留守の間は予約投稿のシステムを使って今まで書きためたものを週に1回くらいの割合で投稿する予定です。内容は障害者手帳のことと、便利グッズについてなどです。あまりタイムリーな話題ではありませんが興味のある方はご来訪ください。また、コメント、トラックパックなどは滞ると思います。どうぞご容赦ください。

オペについては落ち着いて整理してからお伝えしたいと思っています。リアルタイムの方がおもしろいとは思いますが、私は心が弱い人間ですので不適切なことを書き綴るかもしれません。どうかご理解ください。

可能であればPDAを持って行くつもりです。時間のあるときに病院からも何か投稿できればと思っています。

留守の間、皆様が健やかに過ごされますことをお祈り申し上げます。

それでは皆様、誠に勝手ながらしばしの間お暇いただきます。福助

障害は個性なのか?

『障害は個性』

よく聞く言葉ですが、『障害者の個性』って何なのかな?と考えてみました。

テレビではしばしば画や彫刻、音楽や数の暗記など優れていたり、おっとりした性格で周りを和ませたりする人徳のある障害者が紹介されています。多くの人はこういったことを指して『個性』といっているのだと思います。

ただ、何かに優れた才能を示す障害者はごくわずかで、ほとんどの障害者は平凡なのです。

たとえば私。芸術的なセンスはまるで無し。取り立てて賢くもなく、性格も暗い。常に善良でありたいと心がけているもののどこまで実現できているのかアヤシイものです。こんな私の個性はいったいどこに埋もれているのでしょうか。


いろいろなご意見があると思いますが、私は障害は単に障害に過ぎず、個性とは別物だと思います。

障害がある事によって独自の物の見方や人となりが練られて、独特の個性が生まれることは十分あると思いますが、障害それ自体は個性でも何でもないと思います。

私は障害者運動の変遷に詳しいわけではないし、自分以外の障害者の暮らしぶりを知っているわけでもありませんが、『障害は個性』と言うことによって障害者自身が自分に自信を与えたり、今とは比べものにならないような差別と闘うために言った言葉だと思います。

「障害は個性のようなもの。特別視しないで欲しい。障害を理由に差別しないで欲しい」という願いが込められた言葉だと思います。


この言葉に込められた感情を抜きにして単に『障害は個性』と言ってしまうと、障害自体が個性の範疇に入ってしまい、現在を生きる障害者が置かれている困難な状況が全て個人の責任にされてしまう危険があります。

たとえば私は車いすで一人では段差越えもできませんが、それを『個性』と言われてしまうとチョッと不愉快です。毎日関節が痛いです。時にはお箸も持てないほど。これも『個性』と言われるとかなりムカつきます。


言葉の雰囲気の心地よさにつられて『障害は個性』を求めすぎると障害者をかえって追い詰めるのではないかと思います。特に個性なんか無くても今日ここに生きていてもイイのだ。と皆が思えるような社会が私の理想です。ひゃっほぅ

抗告の行方@車いす少女入学拒否続報

今日は入学のニュースがテレビでも流されていましたが、昨日のニュースで記事を書きました。

車いす少女あす入学 奈良・下市町が本人らと合意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000117-san-soci
7月2日15時34分配信 産経新聞
 奈良県下市町教委は2日、同町立下市中学校への入学を希望していた県立養護学校中等部在籍の谷口明花さん(12)=同町=について、3日に正式入学することで谷口さん側と合意したと発表した。町教委は同中学校の設備が整っておらず危険として、車いすで生活する谷口さんの入学を認めず、谷口さんと両親が入学許可を求めて奈良地裁に提訴。同地裁が先月26日、町教委に仮の入学許可を義務づける決定をしていた。

 町教委は一方で、地裁決定を不服として1日付で即時抗告。堀光博・同町教育長は「裁判所の決定を真摯(しんし)に受け止め、正式入学を決めた。ただ、決定には当方の意図が取り上げられておらず、抗告した」と話している。

入学の前日に抗告を知るなんて。。なんとも酷な話です。
即時抗告には仮決定の執行を停止する効力もあり、町教委側が入学を断固拒否する意図がはっきりと表明されています。

裁判で白黒はっきりした方がスッキリするのかもしれないですが、何とか話し合いで。。。と今でも思ってしまう私の考えは古くさいのでしょうか?

少女は名前と顔を公表して普通中学に行きたいと主張しています。本人もご両親も相当の覚悟があってのことだと思います。裁判の課程で少女側の主張をもっと詳しく知りたいです。同時に教育長の仰る「当方の意図」についても具体的に知りたいと思います。

素人ながら論点を考えますと、
1.本当に通学は不可能なのか?
 →何を基準に入学拒否の判断をしたのかが問題になるのではと思います。就学指導委員会の議事録を公開して欲しいです。

2.下市町以外の普通中学なら通学可能なのか?
 →もしも他の中学なら入学できるのであれば、教育の機会均等が下市町で全うされているかどうかが問題になりそうです。


別項入学仮決定!@車いす少女入学拒否続報のコメント欄にも書きましたが、教育長もご自身の考えというよりもこうせざるを得ない立場に置かれているのではないかと察しています。そのことも踏まえて、判決がどのようになっても双方が判決以上の痛手を負わないように願います。

***
参考URL:
抗告 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%97%E5%91%8A#.E5.8D.B3.E6.99.82.E6.8A.97.E5.91.8A

Yahoo!ニュース:車いす少女が中学校に初登校 奈良・下市町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090703-00000543-san-soci

ブログ内関連記事:
http://maco080601.blog39.fc2.com/?q=%BC%D6%A4%A4%A4%B9%BE%AF%BD%F7%A1%A1%C6%FE%B3%D8%B5%F1%C8%DD



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